アラン諸島

おお先週末は予告通りアラン諸島の中で一番大きなイニシュモア島に行ってきました。
スクールの先生に教えてもらうまでアラン諸島は３つの島があるということを知らなかった私。
その中でも一番大きな島が今回行ったところでありまして、ゲール語で「大きな島」というらしいです。
そのまんまだね。

島は全体が遺跡のような感じで、レンタサイクルで島を回ったのですが、一日で島一周見学するのは到底無理。もし全ての観光ポイントを網羅したいのならホステルやＢ＆Ｂで一泊するか、若しくはフェリーから降りたらここぞとばかりに待ちかまえているツアーバスに乗るかした方がいいです。
島は登ったり下ったり登ったりかなりハード。
もちろん田舎なので道路も舗装されているわけでなく出発当初は寒くてしょうがなかったのに途中で暑くて大変だった。時折見かける牛や馬に癒されつつ島一番？の見所ドンエンガス。
なんとここ入場料をとる！スチューデントは１ユーロでいいけれど、すっかり観光地化してしまった事が残念でならない。支払った金は島の至る所で見かける石壁達の維持費にあてられるのか。
あまりにも無造作に積み上げられた石達が強風でうっかり倒れた時の修復費なのか謎です。
あまりにも絶妙なバランスで（というか適当）積み上げられたそれらは台風の多い日本では恐らく生き残ることは出来ないでしょう。帰りはヘトヘトになりながら海沿いを走る。
途中アザラシ達の日光浴を妨害しつつたまにはサイクリングも良いな！と思うのでした。ほんとたまにね。

帰りのフェリーでは昼に食べたアイルランドではおなじみのスープ（取り敢えず野菜とかなんかを溶けるまで煮込みまくった物体）が今まで食べた中で、今日のスープは失敗？と思わずにいられない一番ＢＡＤなそのスープ達が、逆走しかけるのと必死に戦いながら帰路に着いたのでした。。

未だ筋肉痛がこないのが怖くてたまらない。

 

日曜はついにホストメイトのＲが去った。寂しいよ！て言ったら学校で会えるだろって言われてそれはもっともなのですがやはり寂しいのです。
彼はこちらで私の兄１で、言うまでもなくイタリアンの兄２と一緒に住みます。
部屋があと一部屋空いているからおいで！と言っていたので５週間後、ホームステイを終えたら数週間だけでも一緒に住むのもいいかもしれない、と思い始めたり。
ただスクールまで遠いのが問題。多少高くても中心部の近くが良い。今のステイ先の立地条件が良すぎて今更遠くに住めない怠惰な心が芽生えてしまったのでありました。

そんなこんなで哀愁に浸りながら今日は食後にホストマザーにベイリーズコーヒーを作ってもらった。食後にチョコレートと一緒に頂く。
アイリッシュコーヒーよりも飲みやすく、苦いコーヒーが苦手な私でもこれなら好きな味。
なんだかんだベイリーズにはまりそうな予感。前にパブでベイリーズミルクを頼んだら笑われたけれど、次はベイリーズコーヒーを頼んでみよう。