ケーキといも

最近気分が沈む事が多くてそんな自分にうんざりするけれど、こちらでのストレス発散方法が未だに見出せずにいます。
なんだろう。美味しい物を食べたり？……毎日イモが出るので寧ろイモが出ないと物足りないと思ってしまうくらいイモにはまりつつあります。
今日の夕飯なんて目の前にドンと置かれたボールオブイモ！を前に、「これを全部食べたらデザートのケーキよ」なんて笑うに笑えない冗談を言われました。
これイモ何個分なんだろうって思う。こんなに消費出来るわけがないのにどうして大量にマッシュポテトを作るのか謎。ケーキも昨日の夜開かれた誕生日パーティのもらい物らしく、表面にあまりにリアルな写真が描かれた凄いけれど食べる気がちょっとなくなるもの。
味も美味しい不味い以前に砂糖。これ以上甘い物があるのかというくらい甘い。『美味しさよりも甘さを追求してみました』などと心の中でこのケーキの売り文句を勝手に考えてみた。店側にしてみれば営業妨害のなにものでもないです。昼間にダラダラしながら食べたチョコレート達がお腹の中で笑っている気がした。

着々とデブ街道を突き進んでいます。

さてさて今週末は予告通りダブリンに行ってきました。

ダブリンシティまではバスで３時間半ほど。片道１３ユーロ？くらいするのですが往復で買うと１８ユーロというお得なお値段。電車の方が快適ですがバスの方が安いので。

ダブリンシティは初めての訪問になるのですが、想像以上に大きいです。
アイルランドの首都もそれなりなんだなあと感心。
ゴールウェイが小さ過ぎるというのもあるのかもしれないけれど、大きい分、気温も倍寒く感じ、凍えるかと思いました。こちらのバスは主に２階建てのバスが主流らしく、今回はバスを利用せずに徒歩移動だったのでいつか利用してみたい。宿泊は初のＢ＆Ｂ。日本で言う民宿みたいなもの？本当に普通の一般家庭の一室を借りた感じで少しびびりました。しかもダブルベッドだったのにもショック倍増。今回予約係が私だったので尚更同室の人に申し訳ないです。ごめんなさい。シャワーも水の出が悪くシャワーの口が外れて一人であたふたした間抜けな私である。

朝ご飯はアイリッシュブレックファーストを食べて死にそうになる。昨晩食べたアイリッシュシチュー（なんていうか肉じゃがみたいなもの）が祟る。部屋から外を眺めると屋根が白くなっていて、芝生が白くなっていて唖然。これだけ寒気りゃ雪にもなるよな。出発前からテンション下がりまくりの私なんて関係なしにその日は歩き周りました。テンション所か体調も最悪の私に襲った悲劇と言えば、せっかく行ったトリニティカレッジで目的のケルズの書（凄く豪華で美しい福音書）が入場料を払ったのにもかかわらず非公開で見られなかったことと、城大好きな私の希望で訪れたダブリン城が入場時間外で入れなかったこと、（しかも外観もかなり残念な感じになっていた）

ノリノリで入ったギネスストアハウス。ここではフリーパイントオブギネス、一杯無料でギネスビールが飲めるのですが体調が死ぬほど悪かったので泣く泣く他の人に分けました。。。ここのギネスはどこよりもできたてで新鮮で美味しい（入れてくれるスタッフもプロの腕前で、泡にシャムロックの絵が描かれてたのには感動！）ので軽くショック。確かにアイルランドでも店によってギネスの味って違うと思う。そして確かにここのギネスはどこよりも美味しく感じた。。

そして不思議だったのが、何処へ行っても観光客が多いこと。この時期にしては珍しいと思っていたらなんと、今日ダブリンでラグビーの大きな試合があるらしく、その為に観光客がどっと押し寄せていると言う。アイルランドＶＳフランスなので、周りはフランス人の観光客だらけ。至る所からフランス語が聞こえてくる。通りでホステルも埋まっているわけだ。。ダブリンで観光する所なんて大体決まってるので何処へ行っても遭遇するわけだ。。